日本人、みんな大好き『ボケ』写真。
そもそも、なんでボケるのでしょうか?
F値が小さいとボケる。とは話しましたが、
なぜにF値が小さいとボケるのでしょうかね?
F値が小さいと、ピントの合う範囲が狭くなり、
その他は『ピンボケ』している状態なんです。それがボケ写真の正体。
なので、前ボケ=奥の被写体にピントが合い、手前がボケている
後ボケ=手前の被写体にピントが合い、奥がボケている。
前ボケ+後ボケ=中間の被写体にピントが合い、前後がボケている。
この状態です。
統一感のない例ですが
前ボケ
カエルにはピントが合ってますが、前の植え込みにはピントが合ってません。
後ボケ
手前の桜にピントが合わせて、後ろの時計台をボカしています。
前ボケ+後ボケ
手前の濃いピンク、後ろのピンクの花びらはボケてます、ど真ん中にピントが合ってます。
全部ボケ
これは、AFが迷っている時(ピントを探している最中)にシャッターを切って
全体をボカしました。
こんな原理です、ボケ写真。
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